*歌いながら*~続・乳がん闘病記~

2011年6月10日に、乳がんの告知を受けました。このブログは、乳がんの手術を受ける直前から受けた時、その後の闘病記です。 前ブログ→http://singinginthesun.seesaa.net/

2014年05月

さて、「うつ」になった母の話なのですが。

こちらに来てから処方されていたお薬が、
母の体質には合わなかったらしく、しばらく午前中は、
寝たきりになっていました。
午後は眠れなくなるけれど、動けないから動かない、
という状態でしたけど。 

元々、父と母は、母が働きに出ていた時の名残りで、
家事を折半していたので、母の代わりに私が、
母がしていたことを担当していました。
お料理とか、トイレ掃除とか、そういう簡単なことしか、
私も出来ない状態ではありましたけども。

お薬は、減薬して断薬して、その間に新しく処方してと、
通常の手順を踏んで、母に合うお薬が出ているみたいで、
食欲も戻りましたし、運動量も増えました。

一人で外に出られなくなったので、診察も父と一緒に、
クリニックまで通っています。 
父から見た症状なんかも、主治医に話してるみたいです。

今は、頓服を飲んで一人で出かけてみたり、父と散歩したりと、
お薬を飲んでいること以外は、普通の生活です。
家事も出来るようになりましたし。

夏くらいには、お薬も止められるようになるかも知れないそうです。 

実は、ブログを書けていなかった間に、色々あったのですが、
1つ1つは些細なことで、あまり書き出したくないというか、
面倒だなぁと思ってしまったりしていて……。
なので、この1か月半というもの、投稿画面を開いては、
ため息を吐いて、閉じて、ということを、繰り返していました。

 精神科のデイケアに、「通いませんか?」ということで、
クリニックに併設されているデイケアに、顔を出しました。
……結論を言いますと、「私には向いていない」と分かっただけ。
他人との人間関係を築くことも、新しい出会いも求めていなくて、
更に、生活リズムは一定で、気になるのは、睡眠の長さだけ。
係の方も、ソーシャルワーカーも、「どうして勧められたのかな?」と、
首をひねっているような状態で。

「行く意味、あるのかな?」と。

多分、家の中にしかいない、ほぼ引きこもりの私に、新しい刺激を、
という意図があったのだろうけど、私は私の「小さい世界」から、
出ようとも思ってないし、出たいとも思ってなくて。
それに……決まった曜日に決まった時間に、決まったところに、
というのが、私には重荷でしかないこと、ハードルが高すぎることを、 
係の方と、ソーシャルワーカーに話したら、「今はまだ早いのかも」と。

「自分が『無理だ』と感じることを大切にするのは、良いことだよ」と、
ソーシャルワーカーが言ってました。
なので、私は「まだ行かない」ことで「私の心」を守ることに、しました。

医師にどういう説明が行くのか、分からないけれど。

正直、こんな簡単なことも出来ない自分に、おおいに凹みました。
普通の人が、ちょっと頑張れば出来ることでも、私には出来ないんだって。
出来ないって思い込んでるんじゃなくて、ホントに出来ないんだって、
実感してしまったら、すごくすごく、凹みました。

でも、良いことも一つ、ありました。
ソーシャルネットワーキングを、開始しました。
クラウドサイトを利用して、クライアントさんから簡単なお仕事を頂き、
それを2件、2回に分けて納品出来ました。
2回目は、先の記事に書きましたように、体調を崩している最中で、
「休みたくても気になって休めない、休んだら終わらないんじゃないか」と、
気持ちも身体も休まらない日々を過ごしたのですが、いざやってみたら、
早めに納品出来ました。
クライアントさんにも、「問題ありませんでしたので、この次も、
この調子でお願いします」と、コメントを頂きました。

「一人で出来た」とか、「楽しく出来た」とか、「成功体験」って、
とてもとても大切なことで、私が「ああ、出来たな」と自分で実感したのが、
一番大きな、収穫だったと思います。

一つ、階段、昇れた……かな。

タイトル通り、ひっどい風邪を引いておりました。

ちょうど、母の日と妹の誕生日が一緒だったのですが、祝った日の夜、
 お風呂上がりに「ん、喉が痛い」となってきて、夜中に熱が出て来て……。
ロキソニンがあったので、 それで2日くらい、耐え忍んでたのですが、
さっぱり平熱へ下がってくれなかったので、近所の内科へ、
助けを借りに行ってきました。

結局、10日間くらい、咳とか鼻水とか、痰が絡むのとかに悩まされ、
途中3日間くらい、夜も眠れなくて、大変でした。
睡眠不足だと、結局、治りが遅くなるので……。

なので、精神科の方は、大して緊急性がないとして、1週間分の薬を、
母が行った時に処方してもらって、今週月曜に、 診察を受けました。
乳腺外科には、いつも通り行って来て、「風邪引きました」と言ったら、
主治医に「たまには引いときな」笑われ……うう。
しっかりリュープリン注射してもらって、帰って来ましたけども。
 
帰ったら、注射痕が青くなってて、びっくりしましたが。 (*_*)

あまり変わりない体調と、多少上下する波はありますけど、
あまり変わりない精神的なもののおかげで、平穏に暮らしております。

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